Jユースカップ2017決勝

2017年11月19日13時キックオフ、長野Uスタジアムで行われたJユースカップ決勝

京都サンガF.C.U-18 vs ガンバ大阪ユース

を観戦してきました。写真を入れながら観戦記書いていきます。

両チームとも準決勝を逆転で勝ち上がってきた関西勢同士の決勝戦。期待が高まります。この日はメインスタンドしか開放されていなかったんですが、先日AC長野パルセイロレディースがバニーズ京都さんと皇后杯で対戦させてもらった縁もあり、京都サイド(北側)で観戦しました。

先ずは京都サンガF.C.U-18の先発。


続いてガンバ大阪ユースの先発。

電光掲示板の左後ろの山並みには、薄ら雪が積もっています。寒いよ長野。メインスタンドは西側で西日を背負う形になり、ほとんど日陰です。誰もいないのに日向で暖かそうなバックスタンドが羨ましい。

横断幕の数は圧倒的にガンバ優勢。ただ応援の旗部隊は京都のみ?で応援全体では互角か。

なぜか選手がピッチに出てくるのが遅れ、キックオフは3~4分遅くなりました。

両チーム選手入場、整列。そこに・・・

地元の長野市長&JAのえろい人が登場し、両チームキャプテンにリンゴをプレゼント(笑)前にも見たことあるぞ・・・と思ったらパルLの坂本キャプテンがシャインマスカット貰ってたっけ。Uスタでは良くある農産物プレゼントでした。

サンガU-18の集合写真撮影。ガンバユースは撮影できませんでした(´;ω;`)

両チームのスタメンラインナップ。

試合開始前にゴールネットの張りを確認する副審さん。

ガンバユースのボールで前半キックオフ。

サンガU-18のGK、若原選手。セービングも果敢でしたが、ゴールキックの飛距離は既にJ1レベル。

私も含め、初めて見た人がちょっとザワつくくらい飛びました(笑)

ドリブルを仕掛けるサンガU-18の29番津野選手。対峙するはガンバユースの46番臼井選手。

攻守交替、ガンバユース臼井選手を止めに入るサンガU-18の8番橋本選手。

前半は概ね7:3くらいのペースでガンバユースが主導権を握りボールを保持。サンガU-18が耐えてカウンターを狙うという流れで時間が過ぎる。

前半20分過ぎた辺りからか、何か席を立つ人が増えたり後ろがざわざわし始めたと思ったら、どうやらこのタイミングでバクスタ&両ゴール裏が開放された模様。日向の魅力に誘われ私もバクスタへ移動。後半に雲が太陽を隠すまでは、少し暖かかったです。

サンガU-18の19番杉田選手。

サンガU-18の18番上月選手と対峙するガンバユースのキャプテン奥井選手。

コーナーキックの際は、お互い譲れないポジション争い。

サンガU-18の守備の要、5番江川選手。スタンドまではっきり聞こえるような大きな声で味方への指示や鼓舞を行うだけでなく、前半のガンバユース41番原田君が見事なトラップから裏抜けしたところを必死に食らいつき角度を狭めシュートミスを誘発したように、プレーでも効いていました。

ガンバユース優勢のまま0-0で終わるかと思った前半ロスタイム、試合が動きます。

結構危ないバックパスをサンガU-18のGK若原君が巧くダイレクトでクリア。これを津野選手が見事にトラップした後、橋本選手と横方向のワンツーのようなコンビネーションで右サイドから中央を経由し、橋本選手がボールをキープし左へ。裏抜けした上月選手が橋本選手から見事なスルーパスを受け、落ち着いて上月選手が決めサンガU-18が先制しました。

ここまで5試合でわずか2失点のサンガU-18が絶妙な時間帯でリードを奪い、直後に前半終了。

ハーフタイムには、公式球や牛肉が当たるキャンペーンの当たり確認(ハズレましたとも)、年末にUスタで行われるJリーグインターナショナルユースカップの告知も行われてました。マルセイユとかシャペコエンセとかザワつくチームばかりで行きたいけど行けるかどうか・・・。

後半開始。ガンバユース25番岩本選手のマークにつくサンガU-18津野選手。

クロスを上げるサンガU-18の2番尾崎選手。

そんな中、両者にビッグチャンスが。

先にガンバユースがCKのこぼれ球を繋いで左サイドからクロス、原田選手のヘディングシュートは右のゴールポストに弾かれ同点ならず!

ここからサンガU-18がカウンター発動。津野選手が自陣の中盤左で一度は奪われるものの奪い返し、こぼれ球を13番福岡選手が中央ドリブル突破。福岡選手が右に出したパスの先には、直前のプレーの後すぐに立ち上がって右を駆け上がっていた津野選手!

ペナルティエリア手前でダイレクトで中央に折り返したボールは、必死に戻っていたガンバユースの46番臼井選手がカットするものの、これが無情にもオウンゴール。52分、サンガU-18が2-0とリードを広げました。

ガンバユースも55分に反撃の一発。中盤やや距離のあるFKから中央でヘディングの競り合い、こぼれ球を5番中島選手が左足で決めました。

まだ30分以上ありますが、ここから一進一退の攻防が続きました。

必死にボールをクリアするサンガU-18のGK、1番若原選手。

サンガU-18の17番服部選手が正面からレイト気味&足裏でのチャージ、警告。大事にならなくて良かったです。

本日の公式入場者数、1,331人。後からスタンド開放したことからも、予想より多く入ったのではないでしょうか。私もそうですが地元長野の人(パルセイログッズを身に着けてる人も多数いました)が結構いました。

ジャンプしてヘディングシュートを狙うサンガU-18の18番上月選手。

同点を狙うガンバユースも疲労の色が濃く、サンガU-18の17番服部選手のドリブルに対して抜かれた後に体で押し倒し、ガンバユース4番岸田選手に警告。

アディショナルタイムは3分表示でしたが、怪我人治療もありやや長めにとられました。

両チーム、試合終了まで必死になってボールを追っていました。

試合終了。

サンガU-18がガンバユースを2-1で下し、Jユースカップ優勝となりました。

両チーム共に疲労や色々な感情が混じりピッチに倒れ込む選手が多い中、サンガU-18の選手がガンバユースの選手と握手し、起こしているのが印象的でした。今までもこれからも本拠地が近く何度も対戦していると思いますが、再びこの対戦で顔を合わせるか、或いは同じチームで同じユニを着て(クラブでも代表でも)プレーすることがあるかもしれません。頑張ってほしいものです。

整列、挨拶。

表彰式。Uスタメインスタンドの中央右から審判、準優勝チーム、優勝チームが階段を上って表彰を受ける方式。サンガU-18の選手が上がってくる時の、サポの皆さん&子どもたちの祝福ハイタッチが凄かったです。

京都サンガF.C.U-18の皆さん、優勝おめでとうございました!

ガンバ大阪ユースの皆さんも、良い試合を見せていただきありがとうございました。


下忍のAC長野パルセイロレディース応援ブログ

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