2018年5月19日14時キックオフ@浦和駒場スタジアム、なでしこリーグ第7節
浦和レッドダイヤモンズレディースvsAC長野パルセイロレディース
アウェーゲーム、観戦してきました。
雨が心配されましたが、天気は回復。
代わりに、5月とは思えない蒸し暑さ。スタジアム内には熱中症の注意喚起がアナウンスされていました。
風は時折吹く程度で、強風の中での試合が続いたことを考えるとそれほど気にしなくてもいい程度。ただし、またしても前半は風下でした(笑)
アップ前の準備運動、望月選手、髙橋選手、中野選手。
整列し、メインスタンド、ゴール裏に挨拶の後、アップが始まりました。
浦和駒場スタジアムのアウェー応援エリア、通称「出島」(笑)完全に隔離されています・・・。
こちらはホーム、浦和レッズレディースサポの皆さん。
GK練習。今日は望月選手がスタメン。リーグ戦では今シーズン初めて。
昨シーズン不動のレギュラーだった小泉選手(中央)は、久々の先発復帰。
U-20日本女子代表候補トレーニングキャンプに選出された滝川選手。
ポイントを移動させる本田監督。
センターバックとしては今シーズン初めての先発となる野口選手。開幕戦などでは左サイドバックでしたが、開幕前の練習ではCBに入る機会も多かったので、楽しみでもあり、心配でもあり(笑)
どこでもそうですが、アウェーチームの選手紹介は簡略且つ適当です(笑)
レッズレディースの選手紹介。代表クラスがたくさん、凄いなぁ。大ベテランの安藤選手はこの日MF登録で左サイド。横から飛び込んでシャドーでもやるかと思いきや、チャンスメイクの方に尽力されてました。
この日、両軍合わせ唯一の得点を決めたレッズレディース20番加藤千佳選手。
実はエンブレムキーホルダーか何か買おうと思ったんですが無さそうで、ブラインドパッケージの選手バッジ(1つ300円)を2つ買ったら、片方が加藤選手でした。記念にはなりましたが悔しい(笑)
この日のパルセイロレディースの先発はこんな感じ。
攻撃陣ではU-20日本女子代表候補の鈴木陽選手、滝川選手が先発。
守備陣ではGKが望月選手。DFは前の試合で左SBだった五嶋選手を右に。左には小泉選手。CBの一角に野口選手。守備重視の布陣と言えると思います。
試合の画像は使いませんので(使いたい・・・)、試合開始前のゴール裏、集合写真などを。
試合とは直接関係ないですが、この「エコ計画」というスポンサーさんの看板がかわいい。そして試合中の写真の複数で、この看板にピントが合って選手がぼやけてる!恐るべしエコ計画。
ハーフタイムにハイタッチの後、話し合う本田監督と鈴木陽選手。
マッチデーインフォメーションのナンバリングでサイイン入りグッズが貰える、当たり発表。433あれっと思って確認したら自分のは344でした(笑)
ハーフタイム、ベンチメンバーの練習。
Twitterではお世話になっている、レッズレディースさんのスポンサー、花蔵さんの看板。
試合は、74分に加藤選手が決めたゴールが決勝点となり、浦和レッズレディースの1-0勝利。
こちらは公式記録なんですが、シュート数10:1。パルLの1本は前半のきのぴー、多分枠の上に外れたあれ。となると枠内ゼロ。今日は攻撃に関しては、チャンスらしきものは出来てもシュートまでいかず。選手同士の距離が遠かったり、指示があったのかマーカーのギャップ狙い、或いは相手CBに対して分が悪かったのか、鈴木陽選手がサイドに張っている時間が多く、返って攻め手を狭めてしまった印象。まぁ交流戦の時も1-6の完敗なんでスコア的には進歩しているけど、望月選手のファインセーブ連発(あと82分のエリア内ハンド見逃しも)が無ければ、0-4や0-5になっていても不思議ではない展開。更にDFラインで致命的なパスミスも2~3回ありました。
まぁ完敗ですね。シュート1本、枠内ゼロでは・・・。
滝川選手、そして鈴木陽選手は明日の午後からU-20日本女子候補トレーニングキャンプが始まります。今日の悔しい敗戦、そして疲労もあると思いますが、同年代のトップクラスの中でレベルアップして帰ってきてください。
さて、どうやって立て直すのか・・・。
ひとつ気になったのは、中野選手の動きが78分頃のプレー以降ガクッと落ちたこと。昨シーズン、数カ月のブランクを挟んでの途中加入から、これまでの公式戦25試合中23試合に先発。最初の試合は途中出場、休んだのは皇后杯常盤木学園戦だけ。途中交代すら1試合(セレッソ大阪レディース戦)だけ。頼るべき選手なのは分かるけど、チーム最年長のベテランを酷使し過ぎに感じるのは私だけでしょうか。一度中野選手には試合間隔を空けてリフレッシュする機会を作り、FK・CKのキッカーも含め、そろそろ中野選手が外れた場合のプランB、プランCを用意し実践投入しないと・・・。
守備も1失点で良かったと思える内容ではありませんでした。望月選手が昨年の当たっていた時の鬼セーブを見せてくれたのは心強いですが。小泉選手の調子、野口選手のポジショニング、集中して狙われることも多かった右サイド。
失点シーンは、人数は揃っていたのに決められてしまいました。自陣右サイド、パルセイロのスローインを奪われ、逆サイドに展開され、更に中央でのダイレクトでの繋ぎ、混戦からこぼれ玉を猶本選手が左に送り、加藤選手のゴール。
失点シーンの数秒前、ダイレクトで繋がれたシーン。人の数はいますが、ペナルティアーク付近に限定すれば3対3の状況。ここでこのシチュエーションが出来ること自体危険なのですが、ポストプレーをしている菅澤選手の後ろにいるのが野口選手。その隣は國澤選手です。木下選手は中盤でプレスを掛けに行き、國澤選手は人数が少なかった中央のDFラインに吸収され、DFラインと中央の間がぽっかり空き、2人のセンターMFはタテに分断された状態になりました。
直後、真ん中でごちゃつくのですが、引いた2人(五嶋選手と國澤選手)の左右に入り込む選手を誰も見ていないので、この時点で左右どちらかにボールが出れば決定機をレッズレディースが作り出せる状況になってます。結局ボールは左に出て、加藤選手のシュート、得点となりました。
選手が引き過ぎてしまった側面と、この直前にボールが左→右→中央と展開されたことで陣形が崩れてしまっています。サイドのマークの受け渡しをした後の戻りが曖昧なのも一因でしょう。交流戦のレッズレディース、そしてカップ戦のINACと、両幅を広く使った相手に対してどのように守備の強度を保つか。この日のレッズレディースはベテランの安藤選手がサイドに入りました。そして前回対戦のINACは髙瀬選手がサイドに張り出して脅威となりました。次回も同じ手で来るとは限りませんが、対策は必要だと思います。
攻撃に関しては、シュート1本が全て。シュート打てない。打たない。前半だったか、齊藤選手が右に切り返した場面では、絶対打つと思ったのに、パス。今までの試合なら絶対シュートという選択肢だと思ったけど、今日は・・・。うーん。
暑かった浦和から長野に帰った途端、寒い!公園で蚊に刺されたのに、暖房付けてます(笑)皆さん風邪など引きませんように・・・。
0コメント