皇后杯観戦(その2)

2017年11月4日、佐久総合運動公園陸上競技場で14:00キックオフの皇后杯2回戦

AC長野パルセイロレディース(なでしこ1部) vs バニーズ京都SC(関西代表1)

 の試合を観戦してきました。

佐久陸は、メインスタンドの両端に直接バスが乗り付けるんですね~。

横断幕の準備をするゴール裏の皆さん。

グラウンド練習前、スタンドへの挨拶。

本日のフラッグ4連発。

グラウンド練習。

バニーズ京都のゴール裏サポの皆さん。

本日の審判団。

本日の4バック。リーグ戦終盤と同じ。

本田監督、お願いしますよ~

他の人のタオマフ越しに大旗。

選手入場。

パルセイロレディース集合写真。

バニーズ京都集合写真。

今日はチームカラーの紫ではなく、水色のユニフォームでした。

両キャプテンの挨拶。バニーズはGKの後長選手がキャプテン。

試合中は、前の試合にはあまり気にならなかった風が吹いてきて(前半はまだ弱め)雨も降ってきました。皆さんレインコートを着ての観戦でした。

パルセイロは今シーズン終盤に戻した4-4-2をそのまま使用。

違うのは、中盤が左から内山、木下、中野、國澤(試合中はポジションチェンジしてましたが)、2トップが泊&鈴木。GKに池ヶ谷。

試合開始。

バニーズ京都は運動量も多く、中盤は非常に苦戦を強いられました。その象徴、攻守に獅子奮迅の活躍を見せていたバニーズ#7澤田選手。

國澤選手は右サイドで試合に入りましたが、ポジショニングなどに迷いや試行錯誤があるように見えました。真ん中の方がやり易いのかな?

バニーズの司令塔、#10松田選手。リーグ戦200試合以上の経験がある上に、私の好きな「左利きの司令塔」タイプなので注目してました。左足アウトでエグいパスを前線に送るなど、パルLを苦しめていました。

キャプテン坂本選手。今日は特に前半、何だか不安定な感じでした。

前半途中から風が強くなり始め、フラッグもたなびいていました。

そんな中、10分にバニーズが先制点を決めます。

バニーズから見て中央やや左(パルLの中央やや右)DFラインの裏に出されたボールをお見合い。バニーズ#13佐藤選手がその隙を見逃さずシュート。一度は弾かれるも押し込みました。スタンドから見ているとオウンゴールにも見えるほどその瞬間は混乱していて、GKかDFが外にクリアしていれば危険ではないボールでした。この辺は公式戦の間が空いた影響でしょうか。

【追記】試合の動画を見ると、GK池ヶ谷選手→坂本選手→#10松田選手がプレッシャーを掛けに→坂本選手のロングパスを#7澤田選手がカット→#10松田選手へ→松田選手のスルーパス→#13佐藤選手がシュート→池ヶ谷選手弾く→五嶋選手の後ろから#13佐藤選手が奪い返してゴール、という流れかなあ(公式記録だとスルーパスは澤田選手になってますが、松田選手に見えます)。
この場面、パルLのミスとバニーズのファインプレーが重なってます。坂本選手がパスを出す直前の画像がこちら。
2-3-1-4のようになっています。距離が遠い上に間に#13佐藤選手がいて、五嶋選手とのパス交換は無理。木下選手には#11林選手が、藤村選手には#14西川選手がすぐ近くにいてパスしても後が続かない。ちょうど審判から左側で、GKを除いた5対5の状況になっています。中盤のサイドが左右2人とも上がってしまい近くでパスを繋いだところですぐにフォローは望めない。こうなると選択肢はGKに戻すかロングパスか、藤村選手に渡してすぐ戻してもらう、くらいしかありません。実はこのシーンの直前に、バニーズの#11林選手と#7澤田選手の手が挙がっています。
#10松田選手にボールホルダーへのプレスをする指示だと思います。木下選手にボールが出た場合は林選手、ロングボールの場合は澤田選手がパスカットを待ち構え、松田選手が坂本選手の判断を急がせた結果、5対5の構図からすぐ外で待ち構えていた澤田選手の思い描いた通りのパスカットになったと思います。そのボールを、プレスに行って前にいた松田選手に渡し、松田選手は判断を迷わせる絶妙なスピードのスルーパス。バニーズ中盤~前線の見事な連携でした。

しかし14分、すぐにパルセイロレディースが同点に。本日は中盤で先発出場の中野選手がゴール前のクリア競り合いの中で相手選手からボールを奪い、DFを躱して見事なドライブシュートを決めてくれました。リーグ戦のちふれ戦、ノジマ戦といい、パルLの最初のゴールはここ4試合で3度、全て中野選手のゴール(同点弾、先制点、同点弾)。頼りになります。

今日の2トップは泊選手&鈴木陽選手。2トップのコンビネーションという点では課題が残りましたが、初コンビですし、これからですね。

前半はセットプレーでも何度かチャンスがありましたが、決めきれず。

鈴木陽選手は、最前線のポストとしては手足の長さを活かして体を張ってキープも出来ていたし、まずまず合格だったと思います。ただ、そこから先は成長の余地あり。

30分には、パルセイロレディースが逆転に成功しました。決めたのは左SBの#17小泉選手。ゴール前の混戦になるのを狙ってオーバーラップしていたようで、最初誰が決めたのか全く分からず、写真も撮り損ねました(;´Д`)

CKから?このチャンスも相手GKがセーブ。

前半終了間際、やや距離のあるFKを中野選手が狙うが枠の上。

前半終了。逆転はしたものの内容は苦戦しているのが表情にも出ています。

鈴木陽選手は、ベンチ裏で本田監督から入念に指導を受けていました。

後半開始。中盤で#7澤田選手にプレッシャーをかける#5木下選手。

53分、中野選手のこの日2ゴール目が決まり3-1!

相手のクリアを内山選手がカット相手と内山選手が競り合ったこぼれ球を落ち着いて決めました。

強い風の中、指示を出す本田監督。

サイド際で相手DF2人を相手にする#23鈴木陽選手。

DFの間を通してクロスを上げる#17小泉選手。

72分、鈴木選手OUT、山崎選手IN。山崎選手はリーグ戦の負傷退場以来?

後半は雨が降ったり止んだり。浅間山も寒々しい感じでした。うっすら雪積もってるし。

85分、泊選手OUT、神田選手IN。神田選手が中盤センターに入り、中野選手が前に出ました。

シュート数は11対4と3倍近く圧倒しましたが、3失点したもののバニーズ京都の#21GK後長選手はビッグセーブを何度も見せ、パルLの攻撃陣を威圧しつつ最後方からチームを鼓舞していました。

バニーズ京都の反撃は90分。右からのクロス(CK)を#7澤田選手が決めました。この辺の試合の締め方(閉め方)にも課題が見られました。

パスカットを狙い跳ぶ#20内山選手。この日もフル出場でした。

試合はそのまま3-2で終了。点数経過を見ると逆転後に追加点、相手の反撃は終了間際と危なげないようにも見えますが、現地で見る限りは課題の多い試合でした。来週の皇后杯3回戦までには本田監督が修正や変更を試みるでしょう。

ゴール裏への挨拶。やっぱり陸上トラックあると遠くなるな~。普段の球技専用競技場であるUスタのありがたさ。

勝利のダンスもやや控え目?

齋藤選手がネックウォーマーを鼻まで上げていて、何かヤ〇キーみたい・・・w

バニーズ京都ゴール裏サポの皆さんお疲れ様でした。

番外編。レインメーカーGM withロングコート。トップの試合もレディースの試合もきっちりチェック。

その代わり、佐久陸に雨が降るぜ!(オカダ風に)

恐ろしいことに、GMが自販機で飲料を買って駐車場の雑踏に消えていった後、ほんの少しだった晴れ間がスッと開きました・・・。ネタのはずなのに、何この偶然の一致率。観客数は551人。悪天候と2ndホーム開催、リーグ戦じゃないのでこのくらいか。皆さんお疲れ様でした。

下忍のAC長野パルセイロレディース応援ブログ

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