2017Jリーグインターナショナルユースカップ(1)

2017年12月20日、「2017Jリーグインターナショナルユースカップ」が開幕しました。

長野Uスタで行われたグループA第1試合「京都サンガF.C.U-18 vs ヴォイヴォディナ(セルビア)」の対戦を観戦しました。

ヴォイヴォディナ(公式からの引用)

セルビアは1991年にユーゴスラビアが崩壊後2006年に独立。旧ユーゴスラビア時代からストイコビッチを代表に、数多くの名選手を生み出してきた。ヴォイヴォディナは1914年に創設され100年を越える歴史を持ち、これまでにフリーキックの名手・ミハイロヴィッチなど、著名な選手を多数輩出してきた。現在では国内はもちろん、欧州主要リーグでも数多くのアカデミー出身選手が活躍し、代表ではフランクフルトのガチノヴィッチ、サウサンプトンのタディッチなどが活躍している。Jリーグインターナショナルユースカップでは、すでにトップチームにも出場しているネシュコビッチ・ミハイロ(年代別セルビア代表)、テゲルティア・ドブリッツァ(年代別ボスニア代表)が出場を予定している。

ミハミハこと史上最高のフリーキッカー(フリーキックだけでのハットトリックは未だこの人だけ?)ミハイロビッチを輩出、アカデミー出身者にも渋いテクニシャンのタディッチなどがいて地味に期待はしていました。ネシュコビッチ選手は#10、テゲルティア選手は#6を背負っていました。

対する京都サンガU-18は、先日同じ場所であるUスタでJユースカップ優勝を飾ったメンバーから数人が抜けています。というのも、インターナショナルユースカップの大会規定では

■参加対象: 2000年1月1日生まれ以降
ただし、オーバーエイジ(1999年生まれ)の選手を最大2名まで登録・出場可とする
 ※オーバーエイジについては、FP2名またはGK2名の登録・出場は不可

というのがあり、3年生の12月生まれまでは、ユースカップには出られてもインターナショナルユースカップには出られないという、何とも残念な感じです。それでも、#5江川選手や#18上月選手、#29津野選手らが出場してきました。また、お一人ですが若いサポの方が太鼓を打ちながらスタジアムに響くチャントを歌っていて、流石単独でもJ1経験チームのサポだなと感心しました。

前半は京都サンガのペース。素早い守備での潰しが効果的で、ヴォイヴォディナのグルイッチ監督にとってはストレスが溜まる展開だったと思います。その都度、指示をして修正を試みていました。そんな中、アクシデントが。

DFのクリアボールが、テゲルティア選手の顔面を直撃。このプレーでテゲルティア選手は担架で外に運ばれ、数分後にはピッチに戻りましたが、その間ヴォイヴォディナは10人でのプレーを余儀なくされました。

直後のCK、そして直後の#27山田選手のシュートとサンガにとってチャンスが続きましたが、ここはヴォイヴォディナのキャプテン#4イェリチッチ選手がブロックしました。

ヴォイヴォディナも中盤までは繋がるんですがバイタルから先は京都に阻まれ、逆に京都にカウンターを食らったり我慢の前半でした。

後半開始に向け、円陣を組むサンガイレブン。

ところが、後半は前半と真逆にヴォイヴォディナが圧倒的に攻めます。前半ほとんど無かったシュートがどんどん打てるようになり、パスの流れもスムーズに。監督の修正でしょうか?

仕事量が増えた、#5江川選手。

出足が早くなった分、ルーズボールを拾う確率も上がったヴォイヴォディナ。惜しいシュートもいくつかありました。

サンガの#18上月選手。今日は左アウトサイド。ユースカップ決勝もそうでしたが、もう少しFWに近いポジション・動きでした。今日は外目に張ってもマンマーク気味に付かれ、ドリブル突破で見せ場は作りましたが決定機には至らず。

#29津野選手も、ユースカップ決勝ほどは目立たず。

前へ前への勢いもあり、前線から強い当たりでプレスを掛けたヴォイヴォディナ。勢い余ってテゲルティア選手には警告。

結局、0-0のまま試合終了。両チーム、勝ち点1を分け合いました。

この後、私は車で長野市陸上競技場に移動。第2試合はグループBの試合を観に行きました・・・。

下忍のAC長野パルセイロレディース応援ブログ

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