12月にしては、そこそこ暖かい日差しの土曜日。
AC長野パルセイロレディースvsAC長野パルセイロU-15のトレーニングマッチを見学してきました。
結果はHPでもお知らせされている通り、0-4の完敗。
【トレーニングマッチ(vs.AC長野パルセイロU-15)の結果】
中学生とはいえ長身の子も多く、当たりもテクニックもレディースより上でした。前後半でスコアに大きな差がありますが、レディースの出来というよりは、後半のU-15のメンバーがかなり攻撃に特徴のある選手だったという印象でした。
戦術面・布陣に関しては、監督にとって今の時期に触れて欲しくない部分もあるかと思いますので省略。個々の選手と個別の問題点を中心に感想を書いてみます。
初めてプレーを見る選手が何人かいました。野口選手は身長168cmというだけあって、高さがありますね。連携に関してはまだまだな感じ。古舘選手は複数のポジションで試されていましたが、相手が悪かったか、慣れてなかったか。あと、見たことない背の小さい選手が何人かいましたが、新加入選手?シュヴェスターの選手なんでしょうか?前半の並びは、初めて見る布陣でした。
守備の局面で誰だったか、相手のドリブルでタテを切りに行き過ぎて背中側を斜めに抜かれたシーン(実は先日のパル感で私も誰かにやられたw)、PAの右外側だったので内側切った方が良かったかな・・・と書いてて自分も反省orz
昨日の夜のE-1でベンチ入りしていた坂本キャプテンが参加&出場していたのは驚きました。試合に飢えていたのかも?少し気になったのは、2CBの右が今までのポジションだったんですが、今日左に入った時間帯があって、周りの選手が違うからかもしれませんが、右の時よりやりづらそうな感じを受けました。
個々で通用していたように見えたのは
・鈴木陽選手のポストプレー
当たり負けしちゃう面もありましたけど、しっかりキープする場面も何回か。ボールが来る前にアタックして腰を打った場面がありましたが、大事には至らなかったようで何よりです。
余談ですが、女子日本代表vsスイス代表で、某選手がハイボールの競り合いで「ボールが来る前のアタック」をやってました。ポジションを主審と相手選手の延長線上に移動して、競り合いにしてはやや不自然な位置取りだと思った次の瞬間、審判の見えない位置から体をぶつけてジャンプ失敗させてました(笑)結局2人とも触れずボールアウトで日本のスローインに。流石、海外でやってる選手はやることがえげつない(褒め言葉)と思いましたw
・木下選手のボール運び
持ち過ぎて相手に取られるリスクも背負いつつ、相手に取られない位置を考えてボールを動かしつつ、パスの受け手が「受けられる」状態になるまで待つ。これが出来るのがきのぴーの強みだと思います。
・國澤選手のカバーリング
無失点の時間帯、中盤を膠着状態にできていたのは、守備的MF2人、特に國澤選手のカバーリングによるところが大きいように見えました。
・藤村選手のドリブルとスピード
一回、対面をきれいに抜いたシーンがありました。守備の場面でもスピードが活かされてました。
4失点の内、個人技でかわされたり中央のごちゃごちゃからミドル打たれたりはある程度仕方ない面もあったかなと思うんですが、ちょっと心配になったのは2失点目。U-15の選手の右からのアーリー気味のクロス(パルLから見ると左サイド)に、4バック誰も反応せず、逆サイドから飛び込んできた選手を誰もケアせず。リーグ戦でも有り得る失点パターンですので、原因をチェックしておく必要があると思います。
あとは、リーグ中盤の苦しんでいた時期の悪い癖、全体が引き過ぎていざマイボールになった時の位置が低過ぎ、残っている相手のプレスに掛かったり、そもそものボールの通り道が少な過ぎてボールホルダーの選択肢がない。早く蹴れば味方が間に合わず、迷うと敵に詰められる。攻守の切り替えとボールの奪いどころは修正が必要かな。望月選手が盛んにラインを上げるよう指示していましたが、どのレベルにラインを置くか、またスペースをどうやって埋めるか、開幕までに最適解を見つけて欲しいものです。
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